C PLUS Cのサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私はこれまでご縁があって、フランスと日本で、調理・製菓学校、ホテル学校、レストランと仕事をしてまいりました。そして、日仏の若い料理人やパティシエ、調理師養成に携わる先生方、飲食サービスに関わる先生方、プロの方々等の様々なお声を聞いてまいりました。
フランスという異文化の中で日々の発見を経験しながら20年以上暮らしてきた私は、五感を駆使する料理人やパティシエこそ、実際にその国の食材、料理を見、触り、香り、噛み締め、味わい、調理する必要があると確信しています。そして、その体験には必ず大きな発見や学びがあり、それが一人ひとりのターニングポイントとなり、人生の大きな財産になるはずです。ネットで世界の情報を瞬時に取得できる時代ですが、現地で実際に体験し自分自身で感じたことは、そうした情報とは異なり、自分自身のキャリアや人生観に影響を及ぼす力になると信じています。
これまでに培った日仏の調理・製菓学校、ホスピタリティ学校、業界団体とのつながりを基盤として、私ができることは何かをずっと考えてきました。そして、自国を飛び出し挑戦して一流の料理人やパティシエを目指す日仏の学生に、あるいは異国の食文化に直に触れてキャリアアップを目指す料理人やパティシエもしくは食のプロの方々に、異文化体験をしてもらいたいという思いから起業を決意しました。
C PLUS Cでは、少しでも多くの異文化研修体験をプロデュースして、こうした方々が、その体験を基盤にして活き活きと羽ばたき、世界に向けて活躍できることを目指しています。
さらに、日本料理の人気が世界的に高まる中で、日本人の私たちが大切に育んできた本物の日本料理と和菓子を、世界に向けて正しく発信していく必要性を切実に感じています。そのため、食に敏感なフランス人の学生やプロを対象に、日本食材を生産地から紹介する企画や、外国人を対象とした日本料理教育の振興を目指しています。
これからも皆様の「美味しい幸せを作り出す力」を支えるために、皆様の夢の実現のために、尽力してまいります。
C PLUS C合同会社
代表 市橋 尚子